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■ディスプレイ一体型パソコンのメリットとは?

ASUS「Zen AiO Z240IEGK」(以下Zen AiO)はディスプレイとパソコンが一体化したデスクトップPCです。幅585×高さ434×奥行き52 ~190 mmという非常に薄型のボディーに、23.8型4K液晶ディスプレイ(3840×2160ドット)、そして高性能デスクトップPCに採用されているCPU、外部グラフィックプロセッシングユニット、ストレージなどのパーツが搭載されており、写真現像や動画編集などクリエイティブな用途に大活躍してくれるプレミアムデスクトップPCに仕上げられています。

ASUSはマザーボードやパソコン用ディスプレイなどを製造・販売しており、PCパーツの品質、性能には定評があります。

デザイン性もZen AiO のセールスポイントです。1枚アルミから削り出されたクールゴールドのユニボディは微細なヘアライン加工が施されており、プレミアム感が演出されています。ASUS製品のデザイン性の高さはグッドデザイン賞を毎年受賞していることからも証明されています。

もちろんコストパフォーマンスも抜群。ASUSは、Androidタブレットの「Nexus 7」、スマートフォン「ZenFone」シリーズなど各ジャンルにおいてコストパフォーマンスに優れる製品を作り続けてきました。Zen AiOもその例外ではありません。

Zen AiOの奥行きは最大で190mm。ディスプレイ一体型なので、デスクトップPCのように本体を設置する場所に悩まされることはありません。クールゴールドの本体カラーはキーボード、マウスでも統一されており、日常のインテリア空間に自然に溶け込みます

仕事で使うアプリケーションはWindowsでしか動作しないものが多々あります。ディスプレイ一体型デスクトップPCをWindows対応PCのなかから選ぶのなら、バランスがよくて、全部入りのASUSのZen AiOがオススメです。

とは言っても、普段ノートPCを利用している方にとっては、ディスプレイ一体型デスクトップPCのメリットがわかりづらいかもしれません。そこで今回は、Zen AiOと最新ノートPC「ZenBook 3」を比較しながら、Zen AiOのアドバンテージについてご紹介しましょう。

■Zen AiOとノートPCの決定的な違いはパフォーマンス!

ディスプレイ一体型デスクトップPCであるZen AiOと、薄型軽量ノートPCであるZenBook 3には大きな違いがあります。まず、決定的に異なるのがCPUのパフォーマンス。どちらもインテルの「Core i7」プロセッサーを搭載していますが、Zen AiOにはデスクトップPC用の「Core i7-7700T」、ZenBook 3にはモバイルPC用の「Core i7-7500U」が採用されており、当然デスクトップPC用CPUを搭載するZen AiOのほうがパフォーマンスははるかに上です。

●Zen AiOとZenBook 3が搭載するCPUの違い

製品名: Zen AiO(Z240IEGK) / ZenBook 3(UX390UA-512GP)
CPU名: Core i7-7700T / Core i7-7500U  第7世代(Kaby Lake)
製造プロセスルール: 14 nm
コアの数: 4 / 2
スレッドの数: 8 / 4
ベース動作周波数: 2.90GHz / 2.70GHz
最大動作周波数: 3.80GHz / 3.50GHz
キャッシュ: 8MB SmartCache / 4MB SmartCache
バススピード: 8 GT/s DMI3 / 4 GT/s OPI
TDP :35W / 15W

インテルの最新CPUには、デスクトップPC向けのSシリーズ、高性能ノートPC向けのHシリーズ、薄型軽量ノートPC向けのUシリーズ、2 in 1 PCおよび薄型軽量ノートPC向けのYシリーズがラインナップされており、Core i7-7700TはSシリーズ、Core i7-7500UはUシリーズに含まれます。

上記の表の通り、Core i7-7700Tは4コア8スレッド、Core i7-7500Uは2コア4スレッドのCPUです。コア数は頭脳の数、スレッド数は腕の数をイメージするとわかりやすいかもしれません。コア数、スレッド数が多いほど同時に処理できる仕事の量が増えます。

つまり、4コア8スレッドのCore i7-7700Tを搭載するZen AiOのほうが、2コア4スレッドのCore i7-7500Uを搭載するZenBook 3よりも、同じ時間で多くの仕事をこなせるわけです。

これはパソコンの性能を計測するアプリケーション「CINEBENCH R15」の実行中の画面です。4コア8スレッドのCPUを搭載するZen AiOは、8つのマス目を同時に描画しています

もうひとつの違いは外部グラフィックプロセッシングユニット(以下GPU)の有無です。Zen AiOには外部GPUとして「NVIDIA GeForce GTX 1050」を搭載しています。しかし、ZenBook 3には外部GPUは搭載されておらず、描画処理はCPUに内蔵された「Intel HD Graphics 620」が行なっています。

近年、CPU内蔵GPUの性能は向上していますが、外部GPUには遠く及びません。NVIDIA GeForce GTX 1050を搭載するZen AiOは、3D CGをふんだんに盛り込んだゲームソフトや、外部GPUの演算能力を利用する「Adobe Premiere Pro CC」や「Adobe Photoshop Lightroom CC」などのクリエイター向けアプリケーションで高いパフォーマンスを発揮します。

「Adobe Premiere Pro CC」や「Adobe Photoshop Lightroom CC」は、動画の書き出しや、RAW画像の現像時にGPUがデフォルトで利用されます。Zen AiOのように、より高性能な外部GPUを搭載していれば、処理がより速く実行されるわけです

最後の違いはストレージです。Zen AiOは128GBのSSD(ソリッドステートドライブ)と1TBのHDD(ハードディスクドライブ)を搭載しています。SSDは読み書き速度が優れており、HDDは大容量データを記録するのに適しています。Zen AiOでは、OSやアプリケーションは高速なSSDにインストールして、動画や写真をはじめとする大容量データはHDDに保存できます。Zen AiOは薄型軽量ノートPCよりもボディー内部のスペースに余裕があるので、高速性と大容量を両立したツインドライブ構成が採用されているわけです。

SSDには「Windows」、HDDには「DATA」というドライブ名がつけられています。アプリケーションは基本的にSSDにインストールしたほうがいいですが、SSDは128GBと容量が限られています。プログラム本体やデータのサイズが大きくなりがちな3Dゲームは、HDDにインストールしてSSDの容量を節約しましょう

■Zen AiOは4K動画編集で圧倒的なパフォーマンスを発揮!

Zen AiOは写真や動画編集などクリエイティブな用途に適したパソコンです。そこでZen AiOの動画編集時のメリットについて、実例を挙げつつご紹介しましょう。

ひとつ目のメリットは画面の広さです。Zen AiOには23.8型ワイドの4Kディスプレイ(3840×2160ドット)が採用されているため、Premiereで動画を編集する際に、動画ファイルを一覧表示したり、編集するトラックもより多く表示可能です。動画編集時に画面が小さいと、動画ファイルを探すときや、目的のトラックを選択する際に画面をスクロールしなければなりません。Zen AiOのようにディスプレイ解像度が高いことは、動画編集時の快適性に直結するわけです。

これはPremiereの編集画面。左下には動画ファイルがサムネイル表示され、右下にはトラックが縦に並んでいます。ディスプレイ解像度が低いと、このふたつのスペースが狭くなり、一覧性が低下するわけです

もうひとつのメリットは言うまでもなく、4K動画をプレビューする際の再現性です。4K動画の編集自体はフルHD解像度でもできないことはありません。しかし、4K映像の細やかな描写は4Kディスプレイでなければ確認できません。4K動画を編集する際には、4K解像度のディスプレイが必須なのです。

最後のメリットは4K動画を書き出す際の所要時間。4K動画の編集自体は薄型軽量ノートPCでも可能ですが、最後の書き出し作業はCPU自体のパフォーマンスと、外部GPUの有無が所要時間を大きく左右します。今回下記の構成のZen AiOとZenBook 3を使い、Premiereで5分の4K動画をフルHDで書き出した際の所要時間を計測しました。

●Zen AiOとZenBook 3の主なスペックの違い

Zen AiO(Z240IEGK) / ZenBook 3(UX390UA-512GP)
CPU: Core i7-7700T / Core i7-7500U
メモリ(RAM): 16GB / 16GB
ストレージ(ROM): 128GB(SSD)、1TB(HDD) / 512GB(NVMe SSD)
GPU: GeForce GTX 1050 / Intel HD Graphics 620

 

Premiereで5分の4K動画をフルHDで書き出した際の所要時間は、ZenBook 3では約24分かかりましたが、Zen AiOでは約1/5に相当する約6分で完了しています。もちろんZenBook 3には薄型軽量ノートPCならではのメリットを数多く備えた魅力的なモデルですが、ひんぱんに4K動画の書き出しを行なうのであればZen AiOのパフォーマンスは必須です。

今回、「ZenFone Zoom S (ZE553KL)」で撮影したRAW画像を現像する所要時間も比較してみました。100枚のRAW画像を「シャープ出力/光沢紙」で現像した際の所要時間はZen AiOが約80秒、ZenBook 3が約130秒。現像するRAW画像の枚数が増えれば、それに応じて所要時間の差もさらに大きくなります

RAW画像で撮影可能な「ZenFone Zoom S (ZE553KL)」。デュアルレンズカメラにより、2.3倍の光学ズーム、最大12倍のデジタルズーム機能を搭載しています

■Zen AiOは遊び、仕事、クリエイティブとさまざまな用途で活躍!

Zen AiOのパフォーマンスはどんな用途にも必要というわけではありません。しかし、リッチな3Dゲームをプレイしたり、クリエイティブ系アプリケーションを利用する際には、余裕あるパフォーマンスでユーザーの要求に応えてくれます。例えるなら「背伸びPC」とも言えるZen AiOは、自分とPC環境に対する先行投資のようなものですね。

ASUSのオールインワンPCであるZen AiOはキーボードやマウスも含めた全部入り。購入すればすぐに利用可能です。ディスプレイ別体型のデスクトップPCと異なり、ほかの部屋への移動が容易なのも嬉しいところです。

さまざまな用途に利用できるZen AiOは、ユーザーの多彩な用途に応え、右脳も左脳もフルに刺激してくれます。遊び、仕事、クリエイティブとさまざまな用途に活用したいと欲張りな方にこそ、ぜひオススメしたい一台です。

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