何かと話題の拡張現実(AR)ってなに?

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拡張現実(AR)とは、テクノロジ分野の世界で頻繁に使われる用語の1つで、特に新しいZenFone AR(ZS571KL)を語る場合は必要不可欠な言葉です。では、拡張現実とは実際にどのようなもので、何ができるのか。さらに、なぜこんなにも世間が注目しているのでしょうか?まずは、読者の皆さんが拡張現実を理解できるように基礎的な所から解説していくとしましょう。

拡張現実は、簡単に言うと現実世界の中にデジタル世界のコンテンツを組み合わせて表現することを指します。これはさまざまな方法で行うことができますが、最も一般的な方法はスマートフォンです。背面カメラが目の前の景色を捉え、その後その景色の上にオブジェクトなどを配置します。多くの場合、デジタルなオブジェクトは、スマートフォンに合わせて動くため、現実世界の物と違和感なく連動し動いているように調整されます。また、拡張現実は近年人気のあるバーチャルリアリティ(VR)とは少し異なります。バーチャルリアリティの世界では、画面全体が非現実の世界となるため、現実世界からの映像は適用されません。

拡張現実は、深度認識、モーショントラッキング、および空間記憶を用いることで、さらに向上させることができます。 ZenFone ARに使われているTangoは、Googleが開発している技術で、先述の3つの技術が集約されています。この技術は、スマートフォンが周囲の状況について学ぶことができ、デジタルオブジェクトが実世界の物や人と適切に組み合わさることでより自然な拡張現実を楽しむことが可能です。例えば、仮想の3Dボールが実世界のテーブルの下を回転しているように見せることも可能です。 ZenFone ARは、机の端や机からどれくらい離れているかを認識することで、ボールをよりリアルにオブジェクトに合わせて動かすことができるのです。モーショントラッキングは、あなたが移動した場合でも、ボールが同じ位置(裏側や隠れた時も)を移動するように維持させることが可能です。

拡張現実を使う楽しみ

なぜこんなにも複雑で難しい技術を使う必要があるのでしょうか。それは、未知なる楽しみがあるからですが、この質問は主に開発者に問いかけられます。開発者たちは、これらの機能を使って、新しくワクワクするような新しいアプリケーションケーションを開発します。時には、あなたが既に知っているアプリケーションケーションの拡張機能となることもありますが、それ以外の場合はまったく新しいアプリケーションケーションが誕生します。それでは、さっそく今すぐに体験することができるいくつかの例を見てみましょう。

Crayola Color Blasterは、子供でも楽しめるゲームで、プレイヤーが動き回りながら色あせたゾンビや物に色を塗ってデコレーションしていきます。ゾンビたちをあなたのお気に入りの色に染めて、あなたの想像力を爆発させましょう!

Holoは、あなたの写真に様々なキャラクターを加えて遊べる、カメラアプリケーションです。アプリケーション内に登場するレスラーやゾンビ、サル、政治家などのキャラクターは、特別な3Dカメラで撮影されているので、どの角度からでも楽しむことができます。

WOORLDは、ユーザーがカラフルで自由自在なオブジェクトを作り、自分の好きな世界を作り上げていくことができるアプリケーションです。あなたがこの世界では主人公となって、独自の世界を作り上げていきましょう!

今回は、Tangoの技術を使ったZenFone ARがもたらす未来のアプリケーションを紹介したものです。拡張現実は、まだまだ新しい技術であり、近い将来はさらにワクワクするような沢山のアプリケーションが登場することでしょう。 あなたなら、ZenFone ARを使って何を実現させたいと思いますか。製品の詳細は、ZenFone ARの製品ページからご確認ください。