美しいモノクロ写真を撮影するための5つのヒント
モノクロ写真は色を取り除くことで、形や質感、構成に目がいくようになります。それでは早速、ZenFone Zoom Sのエフェクト撮影モードやグレースケールを使って、素敵なモノクロ写真を撮影するためのヒントを紹介します。
コントラスト
コントラストを見る目を養うのは難しいことかもしれませんが、鮮やかなものに目を奪われすぎないようにするのがポイントです。モノクロ写真では、鮮やかな色調はすべて失われ、周囲とのコントラストだけが残ります。
たとえば、空を背景にして薄紫色の花を撮影すると、ほとんど同じ濃淡のグレーになります。しかし視点を変えて、根元にある土を背景にしてみると、コントラストがより明確になります。ただし、真っ白な物体を真っ黒な背景に配置するなど極端な構成は、ちょっとやり過ぎかもしれません。
白と黒の間には、濃淡の違うグレーがたくさん存在しています。単色を避け、グラデーションにも気を配りましょう。このような段階的な変化は、モノクロ写真でも表現されます。
質感とパターンを重視する
私たちは普段、周囲の物を色で判別していますが、モノクロ写真では色を取り除くことにより、物体の質感とパターンにより注意がいくようになります。普段と違う部分に注目することで、いつもと違う見方ができますが、そのためには適切な被写体を探す必要があります。たとえば下水溝の格子のように、パッとしない色の物体でも、乾いてさびついた質感から、湿ってつるっとした感じまで、さまざまな質感が表現されます。モノクロ写真では、このように単純なものであっても多くの可能性をもたらしてくれます。物体の細かなディテールに注目してみましょう。色から生まれる概念が取り払われて、初めて見えてくるものがあるはずです。
HDR撮影
ZenFone Zoom Sには専用のモノクロカメラモードがありますが、まずは先に、HDRで撮影したいという場合もあるでしょう。HDR写真には、すべてのディテールがさまざまな露出レベルで取り込まれます。これはカラー写真でも重要なことですが、HDR撮影では、細部すべてをとらえ、明るすぎたり暗すぎたりして失われることがないようにしてくれます。これはモノクロ写真ではとりわけ重要になってきます。HDR写真からは、いつでも撮影後に色を取り除くことができます。
露出を下げる
ZenFone Zoom Sをマニュアルモードにして撮影するときは、少しだけ露出を下げてみましょう。こうすることで、通常消えてしまう領域のディテールを引き出すことができます。EVアイコンをタップし、スライダーを上下に動かして調整してください。明るい部分よりも暗い部分が多い写真では役に立たないかもしれませんが、それでも、十分な光が当たっている被写体は、暗い背景で引き立ちます。露出を下げれば下げるほど、明るい被写体のディテールが細かくなり、味のある1枚になります。
ZenFone Zoom Sでは、魅力的なモノクロ写真を簡単に撮ることができます。Androidの様々な編集アプリと、自慢の写真を簡単に共有できるSNSアプリのおかげで、あっという間に写真家デビューできます。
詳しくは、ZenFone Zoom Sの製品ページをご覧ください。
※すべての写真サンプルはZenFone Zoom Sで撮影されました。