【Chromebook座談会】Chromebookが今こんなに面白い! 話題のブロガー3人にASUS Chromebookの魅力を語ってもらった!
パソコン購入の選択肢として、最近話題となっているのが「Chromebook」です。ChromebookはOSにGoogleの「Chrome OS」を搭載したノートパソコン。ほかのOSと比べてハイスペックなマシン性能は必要なく、それでいて起動や動作も速いのでコストパフォーマンスは抜群。さらにセキュリティーも高く、Androidアプリも利用できるなどの利点も多いのもポイントとなっています。
そんな「Chromebook」に魅了された3人のユーザーが集まり、「Chromebookが今こんなに面白い!」をテーマに熱いトークを繰り広げました。3人はChromebookのどんなポイントに惹かれているのか注目してみましょう。
—そもそも皆さんがChromebookを使い始めた、魅せられるようになったきっかけは何でしょうか?
たけいまこと:私は企業向けにVDI(仮想デスクトップ)のシステムを提案・提供している仕事をしているのですが、Chromebookがシンクライアント(仮想デスクトップを使用する端末)として使えるんじゃないかと考えて試してみたのがきっかけです。
それが3年くらい前なんですが、使ってみたら起動は速いし、できることはブラウザー上だけではあるんですが、出先での作業では思った以上に、9割はカバーできるとわかりました。今ではシンクライアントにChromebookを使うシステムの提案もしています。
自分でもChromebookをもっていて、GoogleのG Suite(Googleのビジネス向けクラウド総合サービス)を契約していて、Chromebookについてのブログも運営しています。もちろん更新はChromebookからです。きっかけは仕事なんですが、そこから個人的に惚れ込んでしまったという感じですね。都合8台くらい購入しています。
へれん:3年くらい前までウェブ関連のコンサルタントをしていたんですが、今は実家に戻って家業を継いでおります。前職からの関係でChromebookに興味を持ったのですが、当時まだ日本でChromebookに関する最新の情報が少なかったんですね。それで自分で調べているうちに、自分で発信したらいいんじゃないかなと思って「HelenTech」というブログを開設して、Chromebookの記事を掲載するようになりました。
鈴木章史:私はへれんさんのブログをみて「仲間がいた!」って思ってたんです。私の場合、前職で扱っていた靴や時計の情報を発信していたのですが、そのひとつのコンテンツとしてChromebookについて書き始めたら、いつのまにかChromebookの記事がいちばん多くなっていたという状況です。
へれん:もともとオンラインゲームをしててWindowsパソコンも好きでしたし、前の会社ではデザインなどもやっていたのでMacも使っていました。ただ外に持ち歩いて使うとなるとネットしかしないんですよね。メールしたり動画をみたり、ウェブサイトをみたり。簡単な書類の編集とかだったら、そんなにハイパフォーマンスなパソコンはいらないんですよね。
そんなときにたまたま営業先の相手がChromebookを使っていて、いろいろ教えてもらったのが出会いのきっかけです。「これでいいじゃん!」って感動したのを憶えています。
鈴木章史:私も高校生のころからパソコンが好きで、特に自作パソコンにはまっていたんです。自作パソコンってメモリーとかパーツを足して自分の好きなようにできるのが楽しい。ただそれを突き詰めていったとき、ふと「それしかできないもの。それだけに特化してるけど、その点に関してはすごいできる」っていう反対のものに惹かれるようになってきたんです。たとえばテキスト入力専用デバイスの「ポメラ」とか。Chromebookもネットにつながって、基本的にはブラウザー上で操作するって特化したデバイスなんですが、逆にそこに惹かれたわけです。
—普段Chromebookでどんな作業をされていますか?
鈴木章史:その質問には悩みますね。私の場合、Chromebookで変わったことをやっているわけではないんです。その作業ってWindowsでもできるじゃん? って言われることも多くて。意外とChromebookを導入したての人は、たくさんのAndroidアプリをインストールして、あれもこれもやってみようとしがちなんですが、私は逆に買ってそのまま、素の状態で使っていることが多くて。ただ単純に開いて文字が打てる。打った文字はGoogleのクラウドサービスに保存される。さらに共有もできる。メインはこのシンプルな使い方ですね。
へれん:だいたい何でもやってます。私もブログの更新に使っているのでテキストの入力はもちろんですが、写真の編集もAndroidの写真管理・編集アプリの「Lightroom」を使っています。写真の枚数が多くなると重くなったりすることもありますが、ブログで使うくらいの10枚20枚程度なら問題ないですね。唯一動画編集くらいですかね。Chromebookを使わないのは。
鈴木章史:逆に私は「Chromebookで動画編集をやろう」っていうYouTube動画を作りました(笑)
たけいまこと:私は通勤時間などの移動中に使うことが多いです。スキマ時間にさっと取り出して使うのにChromebookは最適。それと今はWindowsでしかできないこと以外はChromebookを使っています。なぜならそのほうが速いんです。さらにどうしてもWindowsでしかできないことをChromebookでというときには、ChromebookからVDIでつなげてWindowsをChromebookで操作するということもしています。割合で行ったら95%くらいの作業はChromebookで済んじゃうんです。
—自分以外にもChromebookは薦められますか?
たけいまこと:うちは家族全員Chromebookにしました。まずスマートフォンと同じアカウントでログインすればいいので簡単なんです。スマートフォンと同じアプリも使えますし。セキュリティーなどもしっかりと対応しているので、管理する手間も省けます。
鈴木章史:教えることが少なくていいですよね。非常にわかりやすい。
へれん:唯一「縦書き問題」だけですね。Googleドキュメントは縦書きの書式がないんです。家業や学校などの関係で文章を作るときに、日本では結構縦書きというケースも多いので、そのときだけは文章だけChromebookで書いて、最後の編集にWindowsを使いますね。Googleには是非ドキュメントの縦書き対応をお願いしたいです。
たけいまこと:あと金額的にも安心ですよね。Windowsなどのパソコンと比べても販売価格は低めなので、コストパフォーマンスは抜群だと思います。それにデータなどは基本クラウドに保存されているので、壊れてしまったりなくしてしまっても、新しいChromebookを買ってきて、同じアカウントでログインすれば環境が整います。家族用のも入れ替え作業とか手間がかからなくていいですよ。
鈴木章史:Windowsのパソコンを使っていた人は、Chromebookを買ってもそのまま残しておけばいいと思うんですよ。肩の力を抜いて、まずは使ってみることがお勧めです。パソコンは、家庭もしくはひとりに1台という概念を捨てる。そしてリビング用、外出用、自室のデスク用というように、用途ごとにそろえることができるのもChromebookの大きな魅力だと思います。
—最後にASUSのChromebookについてはどう思われますか?
鈴木章史:ディィスプレーサイズやスペックを上から下までそろえているのはすごい。どこかのカテゴリーに特化しているメーカーはありますが、ここまで幅広いラインナップなのはASUSだけで、人に勧めやすいし自分も選びやすいのは嬉しいです。
へれん:僕も同じで、選びやすいですよね。いくつかの選択肢があるなかで、逆に悩んでしまうというのはあるかもしれませんが、それでも買いやすい。その気になれば、赤坂の公式ストアで試せるのはいいですよね。その場ですぐに買えますし。
たけいまこと:ほかのメーカーはプライスゾーンが近くて、しかもデザインも似たものが多いですが、ASUSはとがったスペックのモデルがあるのがいいですね。特に自分の使いかたとしては。軽量モデルがあるのがポイントですね。
3人の話で共通しているのが、「Chromebook」は特別なパソコンではないということ。ヘビーユーザーはもちろん、パソコンになれてないユーザーにもオススメできる使いやすいアイテムというわけです。新しいパソコンの購入を計画しているなら、Chromebookを候補に選んでみてはいかがでしょうか!