「旅はタイに始まり、タイに終わる」~ZenFone 3 Max (ZC553KL)と巡る世界遺産~

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旅仲間でよく言われている格言に「旅はタイに始まり、タイに終わる」というのがあります。タイは就航しているフライトも多く、バンコクのような都会からプーケットなどのビーチリゾート、さらに世界遺産にも選ばれている観光スポットもたくさんありバラエティーも豊富。さらに言語はタイ語ですが、適度に英語や日本語も通じるので現地でのコミュニケーションもとりやすい。つまり、海外旅行、特に航空券や宿を自分で手配する個人旅行の初心者にとって、「旅スキル」を磨く旅先としてちょうどいいハードルなのです。

旅のスキルを磨くのにピッタリの旅先です

旅のスキルを磨くのにピッタリの旅先です

そこで今回はタイ旅行、それも首都のバンコクと古都アユタヤを巡る旅を紹介します!

大容量バッテリーのZenFone 3 Maxが今回のお供

海外旅行の必須アイテムといえば、SIMフリースマートフォン。今回旅のお供に選んだスマートフォンは「ZenFone 3 Max (ZC553KL)」。5.5インチディスプレーを搭載し、バッテリーは4100mAhと同じ5.5インチクラスのスマートフォンと比べても約1.5倍の大容量で、スタミナ性能ならトップクラスのモデルです。

4100mAhの大容量バッテリーを搭載したZenFone 3 Max

4100mAhの大容量バッテリーを搭載したZenFone 3 Max

海外旅行は移動も多く、一度外に出てしまうと、なかなか充電する機会がありません。さらに最近は飛行機の搭乗時にモバイルバッテリーを預け荷物に入れられず、手荷物として持ち込む必要がありますが、手荷物は極力軽くしたいところ。その点、ZenFone 3 Maxなら安心の大容量バッテリーというわけです。

そのスタミナ性能は、往路の機内でも早速発揮されました。機内での時間つぶしにと映画を1本ダウンロードしておいたのですが、1時間40分ほどの再生を終えたあとでもバッテリーは11%ほどしか減っていません。東京からバンコクまでは直行便で6時間半ほどなので、映画を4本見ても半分くらいしかバッテリーが減らない計算です。機内で充電しなくても到着後に問題なく使えるほどバッテリーが残っているので安心です。

動画を観てもバッテリーが全然減らないのでもっとたくさんダウンロードしておけばよかった!

動画を観てもバッテリーが全然減らないのでもっとたくさんダウンロードしておけばよかった!

海外プリペイドSIMが初めてでも問題なし

バンコクの玄関口となるスワンナプーム国際空港に降り立ったら、まず現地プリペイドSIMの入手が最初のミッション。といってもタイは現地プリペイドSIMが購入しやすく、初めて海外でSIMを挿し変えて使うという人にも気軽にチャレンジできます。

スワンナプーム国際空港到着!!

スワンナプーム国際空港到着!!

スワンナプーム国際空港は無料のWi-Fiもあるので、SIMを買う前にインターネットに接続できます

スワンナプーム国際空港は無料のWi-Fiもあるので、SIMを買う前にインターネットに接続できます

スワンナプーム国際空港は、税関抜けた到着フロアに現地通信キャリアのカウンターがあり、そこでSIMが購入できます。タイにはAISやTrue、DTACといった複数の通信キャリアがサービスを提供していますが、オススメは最大手のAIS。最大手だけあって通信エリアが広く、タイの地方に行っても快適に通信ができます。

右の緑のカウンターがAISで、左はDTACです

右の緑のカウンターがAISで、左はDTACです

空港で販売しているSIMはツーリスト用なので、プランは7日用、10日用、30日用と滞在日数にあわせて選ぶだけ。それぞれ利用できる高速データ通信量が決まっていて、7日用の場合は2.5GBまで。それを越えても7日間は低速で通信できるので安心です。

カウンターで店員さんにプランを伝えたら、本人確認用のパスポートとスマートフォンを渡せばオーケー。セッティングなどは店員さんがしてくれるのでラクチンです。

手馴れた手つきでSIMの差し換えをしてくれます

手馴れた手つきでSIMの差し換えをしてくれます

今回は7日用を購入。299バーツ(約980円)です

今回は7日用を購入。299バーツ(約980円)です

ZenFone 3 Maxには各国通信キャリアのプリペイドSIMに関する通信設定が保存されていて、タイのAISもそのひとつ。AISのSIMをセットしただけで特に設定を変更することなくモバイル通信ができました。このあたりも海外プリペイドに初チャレンジという人にもカンタンですね。

ZenFone 3 MaxはAISの通信設定が自動反映なのでカンタン

ZenFone 3 MaxはAISの通信設定が自動反映なのでカンタン

ZenFone 3 Maxを使ってバンコク市内を散策

海外でも、スマートフォンが日本に居るときと同じように使えるのはとっても便利です。たとえば、海外旅行の移動手段というとタクシーに頼りがちですが、Googleマップを使えば地下鉄や路線バスといった現地の公共交通機関を使ったルート検索が可能。料金もタクシーよりずっとおトク。さらに地下鉄や路線バスで移動したほうが、現地に暮らしているような気分も味わえます。

路線バスもエアコンなしなら乗車賃はなんと数十円!

路線バスもエアコンなしなら運賃はなんと数十円!

海外の路線バスは以前まではルートなどがわかりにくく、ハードルが高い移動手段でしたが、Googleマップを使えば路線番号もわかるので、その番号のバスが来たら乗車するだけ。料金は乗車している車掌さんに支払います。もし降りるバス停を聞かれたら、Googleマップに記載されているバス停を見せればオーケー。ZenFone 3 Maxは5.5インチとディスプレーも大きいので、こういうときに便利です。

路線バスを使ったルートも検索してくれる

路線バスを使ったルートも検索してくれる

バンコクでぜひチャレンジして欲しいのが、水上バス。船を使った交通機関で、市内をとおるチャオプラヤ川などで乗船可能です。この水上バスも路線検索の対象になっていますので、降りる場所などもすぐにわかります。

BTSのサパーンタクシン駅から歩いてすぐにある、サトーン船着場

BTSのサパーンタクシン駅から歩いてすぐにある、サトーン船着場

チャオプラヤ川の水上バスでクルージング気分が味わえます

チャオプラヤ川の水上バスでクルージング気分が味わえます

さらにチャオプラヤ川周辺には、王宮や寺院などバンコクの観光名所も集まっています。運賃も100円前後とリーズナブル。クルーズ気分を味わいながらバンコク内の観光名所巡りができるので、オススメのコースです。

ワット・アルンは専用の水上バス乗り場に隣接しています

ワット・アルンは専用の水上バス乗り場に隣接しています

フードコートと夜市で現地の食を楽しむ!

食事は旅行の楽しみのひとつ。バンコクでは有名レストランに行くのもオススメですが、もっと現地の雰囲気といっしょに味わいたいという人には、フードコートがオススメです。バンコク市内の大きなデパートにはフードコートが併設されていることも多く、気軽に利用できるのがポイント。フードコートといっても現地の料理が多く、屋台で食べているような雰囲気が楽しめます。

市内のターミナル21というショッピングビルのフードコート

市内のターミナル21というショッピングビルのフードコート

フードコートはクーポン制を採用しているところがほとんどで、入り口で100~200バーツ(約300~600円)を渡してクーポンを受け取ります。余ったクーポンは現金へ再両替できるので気にせず交換しちゃいましょう。最近は非接触型のカードを採用しているところもあり、かなりハイテクです。あとはカウンターに行って、指さしで食べたい料理を選ぶだけ。支払いは交換したクーポンを使います。

サンプルが置いてあるので、食べたい料理を指差しで注文

サンプルが置いてあるので、食べたい料理を指差しで注文

注文した料理をすぐにInstagramにアップできるのもスマホならではの楽しみ

注文した料理をすぐにInstagramにアップできるのもスマホならではの楽しみ

もうひとつの食事処としてチェックしておきたいのがナイトマーケット。特に2015年にオープンしたばかりの鉄道市場ラチャダーことタラート・ナット・ロット・ファイ・ラチャダーは、MRTタイ・カルチャーセンター駅から歩いて数分とアクセスも抜群。

たくさんの屋台が建ち並ぶ鉄道市場ラチャダー

たくさんの屋台が建ち並ぶ鉄道市場ラチャダー

その場でオーダーして食べられるのが屋台の楽しみ

その場でオーダーして食べられるのが屋台の楽しみ

敷地面積は約10万平方メートルで、約300店舗もの屋台があります。ビアホールも併設されていて、屋台で買った食事をビアホールに持ち込んで食べてもオーケー! 衣類やお土産などを売っている屋台も多いので、食事と買い物が両方いっぺんに楽しめちゃいます。

暑い屋外がさらにビールの美味しさをアップ

暑い屋外がさらにビールの美味しさをアップ

ちょっと足を伸ばして古都アユタヤへ

都会のバンコクだけではつまらない……という人には、日帰りでアユタヤまで足を伸ばしてみましょう。アユタヤは18世紀中頃までアユタヤ王朝の都として栄えた場所。当時の建築物の遺跡が数多く残されていて、世界遺産にも指定されているタイにおける京都のような街です。アユタヤまではバンコクから約80km。鉄道やバスを使っても1時間半から2時間でアクセスできます。今回往路は鉄道で、復路は乗り合いバスを使ってみました。

タイ鉄道の中心となるフアランポーン駅

タイ鉄道の中心となるフアランポーン駅

鉄道はバンコクのフアランポーン駅が始発。駅の改札口でアユタヤまでと告げれば、いちばん直近の列車のチケットを販売してくれます。ただしタイの鉄道は遅れることが日常茶飯事。さらに普通(Ordinary)や快速(Rapid)はエアコンのない車両なので、乗り込む前に水などを購入しておきましょう。

あらかじめチェックしておいた時刻表と照らし合わせて確認

あらかじめチェックしておいた時刻表と照らし合わせて確認

チケットカウンターで行き先を伝えてきっぷを購入します

チケットカウンターで行き先を伝えてきっぷを購入します

列車はバンコク市内をゆっくりと走り、郊外に出るとすこしスピードアップします。アユタヤまでの乗車時間は普通と快速が1時間半ほど。そのほか1日に3本ほど特急(Special Express)があり、そちらは1時間10分ほどで到着します。特急はエアコン付きなので暑いのが苦手な人は時刻表をチェックしておきましょう。

ホームで待っていると、列車が入線してきます

ホームで待っていると、列車が入線してきます

エアコンなしの快速に乗車……暑い!!

エアコンなしの快速に乗車……暑い!!

鉄道内はアナウンスなども少なく、どの駅に到着したかわかりにくいですが、これもZenFone 3 MaxでGoogleマップを開いて、現在位置を確認していれば問題なし。ディスプレーをオンにしている時間が長くなり、普通のスマートフォンならバッテリーの消費が気になるところですが、4100mAhのZenFone 3 Maxならその心配も無用です。

降車駅を間違えないように走行している位置をリアルタイムで確認

降車駅を間違えないように走行している位置をリアルタイムで確認

アユタヤの駅前にはトゥクトゥクがたくさんいるので、交渉してチャーターできます

アユタヤの駅前にはトゥクトゥクがたくさんいるので、交渉してチャーターできます

アユタヤ市内の観光スポット周辺は公共交通機関がなく、タクシーもあまり走っていません。三輪車のトゥクトゥクをチャーターして回るというのが定番です。ですがアユタヤの遺跡群はそんなに広いわけでもなく、起伏のない平坦な街でもあるので、レンタル自転車で回るのもオススメ。1日50バーツ(約150円)ほどで借りられるのでとってもリーズナブルです。

駅をでて川を渡った先の方が自転車のレンタル料は安くなっているので注意です

駅をでて川を渡った先の方が自転車のレンタル料は安くなっているので注意です

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

世界遺産に指定されているだけあって、アユタヤは撮影スポットがたくさん

またアユタヤでは、象の背中にのって遺跡を巡るエレファント・ライドも人気。日本ではなかなか体験できないので、アユタヤに行ったらぜひ試してみてください。

象に乗って観光は実にタイらしいイベントです

象に乗って観光は実にタイらしいイベントです

ちなみにアユタヤからバンコクに戻るときは、鉄道の運行が遅れやすいということもあって、乗り合いバスを使うほうがベターです。乗り合いバスは街中のターミナルから出発するので、トゥクトゥクでそこまでの乗せていってもらいましょう。乗り合いバスの料金はバンコクまで60バーツ(約180円)。バスは満席になると出発するので、乗客が集まればすぐに出発します。

復路はミニバスがエアコンも効いててオススメ

復路はミニバスがエアコンも効いててオススメ

まる1日フルで使ってもバッテリー残量は十分

アユタヤへの1日ツアーでは、外出しっぱなしで充電する機会がなく、しかも鉄道やバスに乗っている間は、ディスプレーをオンにして現在位置をチェックするような、バッテリーを消費しやすい使い方をしていました。それでも10時頃宿を出て22時頃に戻って来たときにはまだ22%ほどバッテリーは残っています。

かなりヘビーに使っても、途中で充電することなく使えました

かなりヘビーに使っても、途中で充電することなく使えました

さすがに翌日も充電不要というわけにはいきませんが、これならモバイルバッテリーや充電機を持って歩かなくても問題なし。それに使用頻度をもうすこし少なくすれば、丸二日間充電なしでもいけそうです。やはりZenFone 3 Maxの4100mAh大容量バッテリーは、旅スマホにピッタリの性能ですね。

デジカメとしても大活躍のZenFone 3 Max

デジカメとしても大活躍のZenFone 3 Max

今回紹介したバンコクやアユタヤは、タイの見どころのほんの一部。タイにはもっともっと楽しいスポットがたくさんあるので、スマートフォンを片手に「旅はタイに始まり、タイに終わる」を体験してみてみましょう!!