近畿大学附属豊岡高等学校・中学校:Google for Education で始められる「田舎の学校だからこそ取り組むべきICT教育」

SHARE:

近畿大学附属豊岡高等学校 は 昭和39年、地元の熱烈な誘致活動と近畿大学創始者 初代総長 世耕弘一氏の英断により誕生した学校。そして平成8年4月には中高一貫教育を行う中学校も開設。近畿大学の教育の目的をそのまま建学の精神・校訓とし、「人に愛される人」「人に信頼される人」「人に尊敬される人」を育成することを目指しておられます。

また時代が変わっても人が人として生きるために求められる人間形成を教育の目標にかかげ、「知」「徳」「体」「感」のバランスのとれた人づくりを行います。こうした教育の実現を確かなものとするためには 計画的、弾力的、合理的方法によって教科の力、躾、感性を備えた人づくりを進めるための、教育システムが必要でした。

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 が目指す教育システム構築の一環においてICT教育はとても重要なポイントでした。そして全教室に無線LANを再整備、各HR教室の黒板をホワイトボード化、生徒個人端末として Chromebook を導入。「次期学習指導要領実施に向けた普通教室のICT環境整備(文部科学省)」が定めるStage 4を早々に実現されました。

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 学習指導部 部長 奥田幸祐氏は以下のように、取り組みに対する思いをコメントされています。

『本校は2018年度よりGoogle が教育機関向けに提供している Google for education の利用を本格的に進めてきました。学校共有のPCやタブレット端末で利用する中で、クラウドを利用したデータ共有や共同編集などで生徒のICTスキルが向上しています。そして、2019年10月「Chromebook」の導入へ。インターネットを介して世界とつながることで、地域の教育格差をなくすことができる。田舎の学校だからこそ、取り組むべきICT教育。近大豊岡は、ICT教育で全国のトップランナーを目指します。』


詳しくは「田舎の学校だからこそ取り組むべきICT教育」をご覧ください。


2019年10月某日、近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 様に招かれ、高校1年生向けの Chromebook の配布式を見学させていただきました。これは弊社にとってとても貴重な体験です。近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 様では2019年度10月より高校1年生・中学全学年の生徒にICT教育用の端末として、1人1台の生徒個人端末として Chromebook を配布し、授業で活用されています。

生徒が箱から Chromebook を取り出す場面。とても慎重に箱から Chromebook を出す生徒もいれば、待ってましたといわんばかりに Chromebook を取り出し、隣の生徒と Chromebook を見比べしている生徒もいます。ですが共通していたのは『My Chromebook』を手にした生徒の期待と喜びに満ちた表情。とても印象的でした。

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 の生徒は学校側で指定した機種(C204MA-BU0030, C101PA-FS003)を選択方式で自分が希望した Chromebook を使用しています。選択可能なモデルは ①『10.1型タッチパネル液晶 で約900gと軽量化されたスタイリッシュデザインが特徴なC101PA-FS003』, ②『11.6型タッチパネル液晶で MIL規格適合で堅牢さが特徴である C204MA-BU0030』です。

同じ教室で種類の違う Chromebook を生徒それぞれが使用する。もしかしたら Chromebook の使用シナリオの新しい形かもしれません。男子と女子の性別の違いからくる体型の違い、成長期は同性でも体型がぞれぞれ異なります。また作業に集中するためには液晶画面の反射を抑えられるノングレア液晶が最適ですし、スマートフォンのような鮮やかな画面表示を優先したい場合はグレア液晶がよいでしょう。生徒それぞれで機器選定に対する着眼点は異なるとも思います。

将来、生徒各自が自分で好きな Chromebook を学校に持参し、使用する。メーカーも異なれば画面インチもバラバラ。ただし共通なのは Chrome OS 搭載であること。Chrome Education を利用して 学校側は Chrome OS を一元管理することが可能です。あくまで自分に合った Chromebook を各家庭で用意(本来のBYODという形)する。そういった時代はもうすぐ目の前の気がします。

普段から学校で保有している Chromebook を共有PCの扱いで使用していたため、生徒はログイン操作になんのためらいもないようです。生徒は思い思いに自分が選んだ Chromebook で様々な操作を行い、「Chromebook を楽しむ」という余裕すら感じられました。2018年から G Suite for Education を利用し、Chromebook を普段から操作している生徒にとっては既に Chromebook がより身近な存在になっている証拠なのだと感じることができました。

近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 の生徒は共同作業のグループワークも慣れた感じです。同じ資料を共有し、同じ課題に取り組む。仲間と同じ時間を過ごす貴重な時間は、ICT教育の観点では当たり前の時代になりました。自然と笑顔も溢れています。

別の時限では、配布1日目から Chromebook を実際の授業で使用する風景を見学できました。生徒は Chromebook を開きながら、時にはノートに文字書きしながら授業を受けています。この姿をみて思ったことは Chromebook 自体が普段の授業の中で自然と溶け込んでいるということでした。生徒も電卓などを叩く感覚で操作をしていますので、これは既に近畿大学附属豊岡高等学校・中学校 の生徒の皆さんが文房具の延長上として Chromebook のようなICT端末を利用できているからなのかもしれません。

(Posted by Shinji Suzuki)

・Google, G Suite for Education および Chromebook は Google Inc. の登録商標または商標です。


◆お客様プロフィール
学校名:近畿大学附属豊岡高等学校・中学校
住所:兵庫県豊岡市戸牧100
業種:中等・高等教育
URL:https://www.kindai-toyooka.ed.jp/

◆導入リセラー:株式会社トーエネック
Google for Educationパートナーの一員として、Chromebookによる新しい学びの実現に向け、学習者端末配布・校内LANの整備・クラウドサービスの整備をはじめ、普通教室・アクティブラーニング教室などの教室環境の整備に至るまで、トータルでサポートします。快適以上を、世の中へ。総合設備企業のトーエネックです。
URL:http://www.toenec.co.jp/